施工実例｜岡山・倉敷の設計事務所・工務店　新築・リフォーム

建築照明は既存母屋の家側の欄間窓を利用したもの。

既存母屋より唯一の構造材。継がれた材の木口が既存母屋の歴史を語っている。

ケンドン式の建具は既存母屋の書院上部を飾っていた組子。最も繊細な品をここ一番の場所に利用。

既存母屋の縁側に並んできた建具。それぞれアンティークガラスが入りただそれだけで雰囲気がでる。

「平屋に見えるような2階建て」を意識し、2階部分が載るダイニングキッチンは天井高2100mmと低く設定。2階も小屋裏部屋の趣で密度の濃い空間となりました。

設計士と現場監督が一目ぼれした建具。各障子のワイド、リブ入りのアンティークガラス。ガラスと鏡板とのバランス。美しく可愛い建具です。ポイントは建具の戸当たりとなる小屋束。

外壁色は3色塗り分け、同じブラウン系の色をアプローチより遠方のボリュームを淡く、近くになるにつれ濃くし、遠近感を塗り分けにより強調(空気遠近法)

切妻屋根を強調する事により古い街並みに調和する建物になる。

あらわしにした豪快な梁や、アンティークガラスがレトロな雰囲気の引き戸など、以前の母屋の梁や建具を使用